進化論批判、米カンザス州で新基準
【大紀元日本11月30日】米カンザス州教育委員会は11月8日、6対4という表決結果で新しい科学教育基準案を可決した。これによってカンザス州では進化論が欠陥のある理論として公式に定められ、カンザス州教育委員会は今後カンザス州内の科学教育に新しい基準を設けることで合意した。
カンザス州教育委員会スティーヴ・アブラムス会長はこの決定について「カンザス州の学校にとって、今日は記念すべき日となった。人々はダーウィンの進化論について自由に分析することができ、もはやそれに縛られなくなった」と肯定的に評価した。それに対してスー・ギャンブル委員は「哀れむべき日だ」と異なる見解を示した。
新しい科学教育の基準によると、科学とは観察、仮説による推測、測定、実験、論理的考察および理論の実践を通して初めて成り立つものであり、様々な現象について、自然に思われる方法だけにとらわれずに解釈することができるようになった。また、新しい教育基準では進化論、特に進化論の中の「種の起源」及び「種の多様性」に関するダーウィンの解釈については、その一部が化石の記録と矛盾しており、従って進化論がまだ仮説に留まっている部分があるため、科学的に立証されたものとして認識すべきではないとした。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。