GettyImages

中国客減少を他地域が補う インバウンド消費額過去最高

今年1~9月、中国からの訪日客が減少する一方、訪日外国人旅行者の消費額は同期として過去最高を記録した。訪日客の出身国・地域も多様化している。

日本政府観光局が10月21日に発表したデータによると、9月の訪日外国人数は約310万人で、前年同月比5.0%減となった。中国からの訪日客は、日中関係の緊張を背景に44.5%減少した。中東情勢の悪化による航空運賃の上昇や、台風による欠航も、全体の減少要因となった。

中共当局が国民の海外渡航を制限し、中国からの訪日客が大幅に減る一方、韓国や台湾などからの訪日客は増加した。9月の訪日客数は、韓国が前年同月比25.6%増、台湾が13.0%増となった。統計対象となる23の主要国・地域のうち、7つの国・地域で9月として過去最高を記録した。

▶ 続きを読む
関連記事
フランスの血液保管施設がサイバー攻撃を受け、冷凍庫の設定温度が最高110度に改ざんされた疑いが浮上。血液製剤に被害はなかった。欧州各国でも冷蔵・冷凍設備へのハッキング被害が報告されている
英国議会の委員会が、中国製コネクテッドカーやIoT機器の安全保障リスクを警告。中共による情報収集や遠隔操作を懸念し、重要インフラへの導入制限を提言した。英国の大学と中共軍関連機関の共同研究にも警鐘
台湾で対中政策を担う大陸委員会は、五中全会後、中共政権が「グレーゾーン」行動を強化し、台湾および周辺国の海域管轄権に段階的に挑戦する可能性があると警鐘を鳴らした
世界最大の暗号資産取引所バイナンスから、約63億4千万ドル相当の暗号資産がハッカーに盗まれた。同社は初期調査報告書で、今回の攻撃は偽の採用面接やマルウェアなど複数の手法を組み合わせた、計画された多段階のサイバー攻撃だったと説明した
中国製EVが軍事演習中の兵士の行動や軍事施設の暗証番号を記録。欧州で情報収集への警戒が強まるなか、米国は中国製自動車への規制を強化し、安全保障上の審査を家庭用ロボットにも拡大している