【分析】中国経済 「ソ連の特徴を備えた日本化」へ
中国経済は「日本化」に向かうのか、それとも「ソ連化」に向かうのか。近年、両説にはそれぞれ支持者がいたが、今、新たに第3の可能性として「ソ連式日本化」が浮上している。最新の分析によると、中国は日本型の低成長、需要の弱さ、高齢化と、国家の介入強化による資源配分のゆがみに同時に直面する可能性がある。
「日本化」は新しい見方ではない。中国の不動産バブル、高齢化、債務の累積、消費の弱さを背景に、中国経済は1990年代のバブル崩壊後の日本と比較されている。野村総合研究所のリチャード・クー(辜朝明)主席エコノミストは、長年「バランスシート不況」という枠組みで日本経済の停滞を分析し、近年は中国も比較対象に加えている。
クー氏は6月、サウスチャイナ・モーニング・ポストの取材に対し、中国には当時の日本と似た点が複数あり、強力な技術産業と巨大な市場があっても、日本と同様の経済的苦境を回避できるとは限らないと述べた。
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