月餅のイメージ画像。(宋祥龍/大紀元)
巨大な贈答市場にも消費低迷の波

月餅が売れない、中国の中秋節

日本でもスーパーなどで見かけるようになった中国菓子「月餅(げっぺい)」。中国では、家族の団らんを祝う「中秋節」に食べたり、親戚や取引先に贈ったりする定番のお菓子である。

今年の中秋節は9月25日。ところが中国では、最も月餅が売れるはずのこの時期に「売れない」という異変が起きている。

100元(約2000円)以下の月餅は売れる一方、200元(約4000円)を超える商品は苦戦している。数百社の月餅メーカーが廃業や転業で姿を消し、今年の販売量は前年比20%以上減るとの予測も出ていると、中国メディアが報じた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国本土の複数大学で、新入生と保護者に身分証番号、勤務先、収入などの提出を求める事例が判明した。学生情報を共有表で公開したケースもあり、過剰収集と個人情報漏えいへの懸念が強まっている
「家に置いておくのもダメなの?」北京でドローン保管も原則禁止。売却ラッシュ
今年夏、大量の新卒者が労働市場に流入したことで、中国では就職競争がさらに激しくなっている。中共当局の最新統計によると、8月の都市部の若年失業率は18.9%に上昇し、今年最高となった。
中国の8月経済指標は、消費低迷と輸出急増のねじれを示した。家計は借り入れより債務返済・資産保全を優先し、貿易黒字の拡大は米欧との摩擦を深めている