高市政権 各国へ政務三役を総動員 FOIP・拉致・重要鉱物で連携拡大
高市早苗首相は9月9日、この夏、各府省庁の政務三役が行った海外出張の成果について報告を受けた。政府は府省庁の垣根を越え、政務三役を各地に派遣して政権の重要課題を相手国に直接伝えてきた。「戦略的な外交を一体的に推進する」とする高市政権の方針が、就任後初めての夏に本格的に運用した形である。5月の大型連休に続き「政務三役総ぐるみ外交」の第2弾と位置づけ、その狙いと課題が浮かび上がった。
高市政権は全政務三役に対し、所管の枠を超えて政権の重要課題を相手国に伝えるよう指示してきた。訪問先についても、「国益の観点から重要な地域を広くカバーできるよう」、内閣全体で調整するという。
外務省に限らず、国土交通、厚生労働、防衛、経済産業、財務、農林水産の各省の政務三役までを外交の担い手として位置づけ、首相の方針の下で政府一体となって外交課題に取り組む考え方である。
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