中共 外国人の配当免税を廃止 32年続いた優遇措置を即日終了
中国共産党(中共)財政省と国家税務総局は9月1日、32年間続いてきた外国人への配当所得の免税措置を廃止した。新規定は発表当日に施行し、外国人が外資系企業から受け取る配当に20%の個人所得税を課す。
両部門の発表によると、外資系企業が外国人に配当を支払う際、企業が個人所得税を源泉徴収し、支払った翌月15日までに申告・納税しなければならない。
企業が税金を源泉徴収しなかった場合は、外国人本人が配当を受け取った翌年6月30日までに納税する。税務当局が別途期限を指定した場合は、その期限内に納める必要がある。
関連記事
IMFは中国の経済成長率見通しを下方修正した。不動産市場の低迷や消費・民間投資の弱さが続く一方、中国経済は輸出への依存を強めている。EUとの貿易摩擦や「中所得国の罠」など今後のリスクを読み解く
中共の政府債務負担が急増している。2026年の中央・地方政府の利払い費は1.4兆元に達する見通しで、財政余力や新たな景気刺激策を打ち出す余地を圧迫している
中国の2026年9月の乗用車小売台数は前年同月比28%減となる一方、輸出は73.7%増えた。エンジン車の販売低迷が続くなか、EUは中国製ハイブリッド車の輸入規制を検討。中国も新エネルギー車の輸出時に適用する付加価値税(増値税)の還付率を引き下げる
中国人民銀行は9月まで23か月連続で金を買い増し、月間購入量は過去3年で最大となった。中国の金輸入額も過去最高を記録。米国債への依存低下や不動産低迷を背景に、政府と家計の双方で金需要が強まっている
2026年9月の中国の乗用車小売販売は前年同月比24%減の170万2千台となった。新エネルギー車も12%減少。価格競争の激化や販売店の収益悪化など、中国自動車市場が直面する現状をまとめる