27年度予算要求は143兆円超へ 防衛費8.9兆円 国債費36兆円 積極成長投資
財務省が8月31日に締め切った2027年度予算の概算要求は、一般会計で143兆円超となる見通しで、4年連続で過去最大を更新した。上限を設けない「強く豊かな日本」投資枠に10兆円超の要求が集まったほか、金利上昇を受けた国債費は36兆6386億円、防衛省の要求額も過去最大の8兆8908億円に達した。年末の予算編成では、成長投資と財政規律をいかに両立させるかが焦点となる。
予算編成ではこれまで、各省庁の概算要求に一定の上限を設ける「シーリング」が使われてきた。各省庁の要求額が大きく膨らむのを抑え、財政規律を保つための仕組みである。
政府は7月30日に閣議了解した概算要求基準で、「強く豊かな日本」投資枠を新設した。AIや半導体、危機管理に関わる分野では、要求額に上限を設けない方針とした。
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