米国がイラン港湾を封鎖 中国の独立系製油所の原油供給がひっ迫
米国が7月13日にイランの港湾と海運に対する海上封鎖を再開して以来、イランの海上輸出は深刻な打撃を受け、中国の買い手がスポット市場で購入できる原油が急速に枯渇している。
Kplerのデータによると、現在、ペルシャ湾内では少なくとも4100万バレルの原油と、空荷のタンカー22隻が米軍の封鎖によって足止めされており、新たなタンカーはほとんどホルムズ海峡を通過できていない。これはイランにとって打撃であるだけでなく、同国産原油の主要顧客である中国の独立系製油所、通称「ティーポット」製油所または地方製油所にとっても大きな打撃となっている。
シンガポールおよび東南アジア周辺海域にあるイラン産原油の洋上在庫は、ピーク時の1億500万バレルから約8千万バレルへ急減した。このうち未販売なのはわずか約10%で、超大型原油タンカー約2隻分に相当する。これにより、中国の独立系製油所では原油供給がひっ迫している。
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