8月12日午後には、中共軍の情報収集機Y-9が1機、大陸方面から長崎県・男女群島の南方まで飛行した後、南西へ進路を変えた。(防衛省)

中露の情報収集機が連日 日本周辺を飛行 艦隊「日本一周」に続く海空の圧力

 防衛省統合幕僚監部は8月12日、ロシア軍と中国共産党(中共)軍の情報収集機が11日から12日にかけて相次いで日本周辺を飛行したと発表した。航空自衛隊はいずれの事案でも戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ、対応にあたった。

7月中旬から8月初旬にかけては、中共とロシアの艦隊が日本列島を一周する形で共同航行を実施したばかりである。海空両面で日本周辺における軍事活動を活発化させる動きが続いている。

8月11日午前から午後にかけて、ロシア軍の情報収集機IL-20が1機、大陸方面から飛来した。同機は日本海上空を南西へ進んだ後、京都府沖で進路を変え、再び大陸方面へ向けて北上したという。これに対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、対応にあたった。

▶ 続きを読む
関連記事
論評 日本の2026年版防衛白書は、中国(中国共産党、以下「中共」)を日本にとって最大の戦略的挑戦と位置づけ、 […]
北朝鮮は8月12日午前5時59分ごろ、北朝鮮東岸付近から少なくとも1発の弾道ミサイルを東方向へ発射した。日本海にある日本の排他的経済水域(EEZ)の外側に落下したと推定されている
70年続いた日中の経済的相互依存に変化の兆し。レアアース輸出制限、台湾情勢、防衛費増額など、日本が進める「戦略的自律」への動きを詳しく解説する
中国国営国際放送CGTNが8月4日に配信した歴史ドキュメンタリー「The forgotten Ryukyu(忘れられた琉球)」につてい、沖縄政策研究フォーラム理事長仲村覚氏は沖縄や尖閣諸島周辺の法的地位が現在も確定していないかのような印象を与えていると指摘している