2021年1月21日、ワシントンのホワイトハウスのステート・ダイニングルームで開かれた行事を前に、報道陣と話す当時の米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)所長アンソニー・ファウチ氏(Alex Wong/Getty Images)

ファウチ日記で明らかになった27の重大事実

COVID時代を解き明かすために必要な資料——関係者、その動機、そして複雑に絡み合う数々の要素——は、何十万ページにも及ぶ。「複雑で入り組んでいる」という言葉だけでは、とても言い表せないほどだ。この問題の全体像を捉える一つの方法は、これまでで最も注目すべき文書、現在「日記」と呼ばれているアンソニー・ファウチ氏の日々の記録に焦点を当てることである。

これらの記録は政府のコンピューターに保存され、その作成には政府職員も協力していた。法律上、その成果は国民のものである。しかし、これらのメモが、ファウチ氏が将来自伝としてまとめようとしていたものの初稿だったことは明らかだ。これらは、彼が2022年12月に公職を退いた際に残された。

私自身の分析では、彼の動機について、これまで私が描いてきた全体像が裏付けられたと考えている。ファウチ氏は、自らが資金提供した研究によってウイルスが作り出されたことが明るみに出るのを恐れ、その後の行動によって「悪役」を「英雄」へと転換しようとした。そして、自ら築き上げた名声によって、不名誉を避けようとしたのだ。

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