中国・北京:2006年3月11日、北京の人民大会堂で開催される全国人民代表大会(全人代)の会議を前に、人民解放軍(PLA)の高級将校らが「人民英雄紀念碑」の脇を通り過ぎて会場へ向かう様子。同日、中国の最高人民法院(最高裁)の肖揚(シャオ・ヤン)院長は、2005年の刑事裁判における実刑判決数が前年比で10%増加し、計84万4717人が収監されたと発表した。肖院長によると、有罪判決を受けた被告人のうち4割近くが、爆発事件、殺人、武装強盗、強姦、誘拐などの重大犯罪に関与していたという。 AFP PHOTO/Mark RALSTON (写真クレジット:MARK RALSTON/AFP/Getty Images)

空席だらけの軍上層部 新軍委発足に苦慮か

中共は10月、第20期中央委員会第5回全体会議(5中全会)を開催する予定である。大規模な粛清によって党・軍の高官ポストに多数の欠員が生じており、5中全会で政治局委員などの欠員補充が行われるかどうかに関心が集まっている。

約3年に及ぶ激しい権力闘争を経て、習近平がこれまで昇格させてきた現役上将数十人のほぼ全員が失脚した。文化大革命以降、中共軍における最大規模の人事刷新・粛清との見方が強まっている。

10月に開かれる5中全会では、大規模な粛清によって空席となった党・軍指導部のポスト、とりわけ政治局や中央軍事委員会(軍委)の人事が補充されるかどうかが焦点となっており、専門家らがその動向を注視している。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党(中共)が改定した「出境入境管理に関する規定」(以下規定)には、中国国民の出境について「必要な場合に […]
中国・ネパール国境で発生した大規模な土石流について、専門家は氷河崩壊に加え、大規模開発など人為的要因が被害を拡大させたと指摘
AIが仕事を奪う未来は、もう始まっている?
社長も外国人も役者。高級車はレンタル、札束も偽物。上海で「偽のビジネス世界」を丸ごと作った詐欺が発覚。被害は約3億円に上った
仕事で疲れた頭を休めるため、黙々と布を縫う。中国の若者の間で、パッチワーク教室が人気