市販類似薬に追加負担 アトピー保湿剤は対象外へ 厚労省が新制度の中間とりまとめ案
市販薬と同じ成分をもつ処方薬「OTC類似薬」に患者の追加負担を求める新制度をめぐり、厚生労働省の技術的検討会は8月5日、これまでの議論を「中間とりまとめ(案)」として了承した。焦点となっていた塗り薬・貼り薬の扱いでは、アトピー性皮膚炎の保湿剤を「通年処方」などの条件付きで追加負担の対象外とする一方、湿布などの鎮痛消炎の外用薬は原則として対象としつつ、重い変形性膝関節症など一部の患者に限って2029年3月まで例外を認める経過措置を設けた。新制度は2027年3月に始まる予定である。
8月5日に開かれたのは、制度づくりを担う技術的検討会の第4回会合である。これまで非公開も含めて重ねてきた議論の内容が「中間とりまとめ(案)」の形で示され、了承された。
制度の法的な土台となるのは、6月5日に公布された健康保険法などの改正法である。この改正により、市販薬との代替性が特に高い医療用医薬品(OTC類似薬)の使用を「一部保険外療養」に位置づけることが決まった。厚労省は今後、この中間とりまとめを社会保障審議会の医療保険部会などに報告し、2026年の秋ごろをめどに結論を得る方針である。あわせて、追加負担の対象となる医薬品の品目一覧(案)も公表されている。
関連記事
ウイグルの伝統文化や人権問題を紹介するパネル展と映画上映会が29日、千葉県の千葉市生涯学習センターで始まった。地方議員や自治体が人権問題を取り上げる意義について桜井たかし千葉市会議員は、国政レベルの動きが十分でない中でも、基本的人権という共通の価値を守り、声の届きにくい立場にある人々に目を向ける必要があると述べた
AIやデータセンターの建設拡大を背景に、米国で電気工や配管工、重機オペレーターなど技能職の需要が急増している。AIインフラ投資が生み出す新たな雇用と人手不足
厚生労働省が28日公表した「人口動態統計速報」によると、令和8年上半期の出生数は34万2068人となった。一方、死亡数は77万8982人に上り、出生数を43万6914人上回った。大幅な人口の自然減少が続いている。
カントリー音楽の女王ドリー・パートンの生涯と功績を振り返る追悼記事。アパラチアの貧しい生い立ちからスターダムを駆け上がり、数々の名曲や慈善事業を通じて多くの人々に愛され続けた彼女の軌跡を紹介する
日本で高齢者を助ける通行人に「助けちゃだめ」と叫ぶ中国人観光客の動画が再拡散。南京彭宇事件や最近の賠償トラブルから、中国で人助けをためらう社会不信の背景を追う