2026年7月10日、あるツアーガイドは観光客を連れて鳴沙山・月牙泉を訪れたが、現地にはほとんど観光客がいなかった。「これならラクダも休めます」と話した(スクリーンショット)

夏の観光シーズンも各地で閑散 景気低迷で旅行支出伸び悩む

景気低迷が続くなか、例年なら夏の旅行シーズンを迎えている各地で、観光業者から「観光客が少ない」「観光地が閑散としている」との声が相次いでいる。

広西チワン族自治区陽朔県で民宿を経営する男性は7月30日、大紀元の取材に対し、次のように語った。

「今年の観光業は本当に厳しい。20室あるうち、宿泊客がいるのは2室だけ。訪れる観光客が少なく、道路を走る車もほとんどない。7月は本来なら繁忙期で、去年は部屋が取れないほどだったのに、今年は閑散としている。理由は2つある。雨が多いことと、株式市場が低迷し、景気が悪いことだ」

▶ 続きを読む
関連記事
中共が発表した中国の10月の景況指数は、製造業、非製造業ともに景気判断の節目となる50を下回った。製造業は9月に一時回復したものの、10月には再び悪化し、中国経済全体に減速の兆しが広がっている
中国の自動車市場で販売低迷が深刻化。例年の繁忙期「金九銀十」がほぼ消滅し、10月の国内販売は約25%減少した。野村証券は需要が2014年の水準に落ち込んだと分析
中国共産党(中共)の軍機関紙が最近、「倹約による軍建設」を集中的に宣伝し、空軍のある部隊では集中訓練で「使い古した書類かばんを支給」した。北京大学などの大学も「節約生活」の徹底を呼びかけ、「節約はスローガンではなく、生き残りの問題だ」としている。
中国の土地競売で10月の平均プレミアム率が1.4%に低下し、今年最低を記録した。北京・上海・深圳では土地の競売が行われず、地方では国有企業による最低価格での落札が目立つ。住宅販売制度の新政策も不動産企業の資金繰りを圧迫
中国の10月の製造業PMIは49.3となり、景気判断の節目となる50を下回った。中共当局は連休などの影響を挙げるが、輸出や政府支出への依存、内需低迷、不動産不況など、中国経済の構造的な問題が浮き彫りに