2026年7月19日、ニューヨーク・タイムズスクエアの大型ビジョンに映し出された、広東省掲陽市の虐待事件で命を落とした母犬「旺旺」と子犬。(映像よりスクリーンショット)
高まる法整備要求 国営テレビは詐欺事件を前面に

犬虐待に広がる怒り 国営テレビ報道に「世論そらし」の声=中国

中国では今、犬への残虐な虐待事件が相次ぎ、社会に大きな衝撃が広がっている。

広東省では先月、4人の少年が授乳中の野良犬を木の棒で何度も殴りつけ、ガソリンをかけて生きたまま焼き殺した。生後間もない子犬3匹も容赦なく殴り殺され、その様子を少年ら自身が撮影してインターネットに投稿。さらに山西省では、2匹の犬が生きたまま広範囲の皮膚を剝がされる事件も起き、懸命な治療も及ばず命を落とした。うち1匹は生後20日ほどの子犬だった。

相次ぐ事件に、中国のSNSには「動物虐待を厳しく処罰する法律を作るべきだ」「次は人間が犠牲になるかもしれない」といった怒りの声があふれた。海外でも抗議活動や署名運動が広がり、動物虐待を禁じる法律の制定を求める声は国内外でかつてなく高まっている。

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