なぜ中共は予告なしでダム放流するのか? 露呈した「人災」の構図
広西チワン族自治区で続く洪水被害の中、六藍ダムの決壊を受けて、中国共産党(中共)当局の治水方針が改めて注目を集めている。豪雨のたびに、なぜ中国各地で「予告なき放流」が繰り返されるのだろうか。専門家からは、こうした事態が頻発する根本的な原因について、天災や技術的な問題だけでなく、体制下における責任追及メカニズムの機能不全や、効果的な監督の欠如がもたらした「人災」であるとの指摘が出ている。
今月6日、広西の六藍ダムが豪雨により決壊した。当局の発表によると、ダムは午前6時に放流を開始したものの、下流の住民に避難指示が出されたのは午前8時になってからだった。その2時間後にはダムが決壊し、濁流が下流の村や町を飲み込んだ。この事態により、事前警告のない放流や警告システムの欠如に対する当局への非難が再燃している。
実際、こうした事態は近年、決して珍しいことではない。
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