中国当局の救援隊による「救援ショー」と批判される場面。(ネット動画より)
検閲をすり抜けたSOSが映す被災地

当局は「救援」アピール その陰で老人はひざまずき饅頭を乞う=中国・広西洪水

7月6日、中国南部・広西チワン族自治区で複数のダムが決壊し、大規模な洪水が発生した。横州市を中心に多くの村が浸水・孤立し、住民の中には3日以上救助を待ち続けた人もいる。

その一方、中国当局は救援活動をアピールする映像を連日発信している。

災害情報まで厳しく検閲する中国では、被災地の実態を海外から正確に知ることは容易ではない。それでも検閲をすり抜けた一部のSOS投稿やボランティアの発信が海外SNSにも転載され、孤立した住民の深刻な状況が少しずつ明らかになっている。

▶ 続きを読む
関連記事
中共軍の研究者がOpenAIやAnthropicなど米国の先端人工知能(AI)モデルを利用し、ドローン、サイバー戦、情報分析、戦術判断に使用できる中国独自のAIシステムを訓練していることが分かった 
米国土安全保障省は、中国企業43社をウイグル強制労働防止法のエンティティーリストに追加した。対象はアルミニウム、衣料品、綿花、トマト加工品などの関連企業で、掲載対象は187社・団体に拡大した
南シナ海をめぐる中国とフィリピンの対立が、学術や教育分野にも波及している。フィリピン国防省は、外国政府が支援する学術・文化事業への審査を強化し、中国共産党による認知戦や影響工作への警戒を示した
中国のスパイダーマン上映イベントで動画が削除された。理由は、観客のポスターが「白紙」に見えたから。消さなければ話題にならなかった出来事が、かえって大きな話題になった
米国防総省が中国の主要大学を軍民融合による安全保障上の脅威とみなし、ブラックリストを拡大して研究資金の停止と規制強化を進めている