中共の「スパイ摘発」宣伝が拡大 日常生活まで「海外勢力」扱いに嘲笑
近年、中国共産党(中共)国家安全部は「スパイ摘発」を大々的に打ち出している。スマホアプリから研究論文、気象データ、希少な動植物、さらには芸能人の追っかけ、就職、留学、「寝そべり」に至るまで、あらゆるものに「海外勢力」のレッテルが貼られている。一般の人が日常的に接する分野まで、国家安全上の問題とし、ネット上では揶揄の声が上がっている。
2023年3月に陳一新が国家安全部のトップに就任して以降、これまで水面下で活動してきた同部が、一転して表舞台に出るようになった。公式WeChatアカウント「国家安全部」も開設し、頻繁に投稿を行っている。その中で、「海外勢力」の定義は大きく広がっている。
6月23日、中国語ニュースサイト「中国デジタル時代」は、「海外勢力はどこにいるのか 国家安全部公式アカウントの投稿一覧」と題する記事を掲載した。記事は、国家安全部がこの3年間に発信した「海外勢力」に関する投稿を整理し、いわゆる「海外スパイ」の範囲は、少なくとも5つの大分類、30以上の具体的な場面に広がっていると指摘した。
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