中国の大学入試「高考」に向かう受験生。2025年6月、北京。(Adek Berry/AFP via Getty Images)
カンニングペーパーからスマートグラスへ

「メガネを外してください」 AI時代の新たな受験事情=中国の大学試験

最近終了した中国の大学入試「高考(ガオカオ)」で、ある光景が話題になった。

受験生が試験会場の入口でメガネを外し、試験監督のチェックを受けていたのだ。

背景にあるのは「スマートグラス」の存在だ。見た目は普通のメガネだが、撮影や通信機能を備えた製品もあり、近年はAI機能を搭載した製品も登場している。そのため、当局は不正への悪用を警戒し、一部地域では、眼鏡そのものが検査対象になった。

▶ 続きを読む
関連記事
フランス「略奪した文化財なら返還します」。ところが中国人ネットユーザーからは「お願いだから返さないで」との声が相次いだ。背景には、相次ぐ文化財流出疑惑と博物館への深い不信があった
中国で大学学費が相次ぎ値上げ。理工系や医学部では3割超も。SNSでは「大学へ行くこと自体がぜいたくになった」と嘆く声が広がっている
国連本部前で、チベット独立を訴える活動家が焼身抗議を行い、死亡。国連前で命を懸けた訴えは、チベット問題の深刻さを改めて世界に突きつけた
えっ、親戚の集まりまで?中国で新ルールが施行され、同郷会や一族の団体まで規制対象に。共産党はなぜ「人と人とのつながり」をここまで警戒するのか
BYDの時価総額が高値から約4割下落。成長株から製造業への評価転換に加え、機関投資家の撤退や利益減少、競争激化が重なり、市場の見方は大きく変化した