「経済的利益のために人権を犠牲にしてはならない」 世界ウイグル協会総裁、天安門事件追悼集会で演説
天安門事件から37年を迎えた6月3日、参議院議員会館で開かれた追悼集会で、世界ウイグル協会総裁のトゥルグンジャン・アラウドゥン総裁が演説した。総裁は、1989年に民主化を求めた若者たちが武力弾圧された天安門事件を追悼し、現在も続く中国共産党(中共)による人権弾圧や、ウイグル人に対するジェノサイドの実態を訴えた。
アラウドゥン総裁は、正義、自由、人権、民主主義を平和的な手段で求めた若者たちが、戦車や銃弾によって弾圧された天安門事件について、「人類の良心に深刻な傷を残した虐殺」と位置づけた。その上で、命を捧げた人々に深い敬意を表し、天安門事件の写真で世界的に有名になった戦車の前に立った男性(タンクマン)については、人類の誇りと勇気の象徴だと称賛した。アラウドゥン総裁は、天安門事件は過去の出来事ではないと強調している。
総裁は現在、東トルキスタン(新疆ウイグル地区)では、数百万人のウイグル人が強制収容所に送られていると訴えた。さらに、家族の離散、モスクや歴史的遺産の破壊が行われているほか、顔認証や携帯電話などを利用した監視システムによって人々が封殺されていると告発。ウイグル人の闘いの本質についてウイグル人の闘争は特定の民族に対するものではなく、自由と民族自決権を勝ち取るための戦いであると説明し、さらに、植民地支配、占領、弾圧、強制同化、ジェノサイドとの闘いだと明言した。
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