中国資本関与の仏企業 英パスポート部品を供給 安全保障上の懸念も
イギリスやヨーロッパ各国の電子パスポートに使われる中核部品を供給するフランス企業が、アメリカの輸出規制対象となった中国資本と関係していることが分かった。英政界や安全保障の専門家の間では、重要インフラの安全性や身分証明書の偽造リスク、サプライチェーンの脆弱性を懸念する声が出ている。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、フランスの電子部品メーカーLinxensは、主にパスポート用の電子インレイを製造している。インレイは、パスポートの表紙やデータページに埋め込まれる極薄の部材で、通常は外から見えない。小型のRFIDチップとアンテナを一体化したもので、所持者の個人情報、デジタル写真、指紋などの生体情報を保存し、非接触での電子読み取りを可能にする。生体認証パスポートを構成する重要な部品である。
Linxensは持ち株会社の傘下にあり、その主な投資家には、北京の投資ファンドである智路資本(Wise Road Capital)や建広資本(JAC Capital)などが含まれる。
関連記事
EUが150ユーロ以下の輸入品への免税措置を撤廃し、商品分類ごとに3ユーロの関税を導入。リトアニアでは中国からの小口貨物が98%減少し、TemuやSHEINなど越境ECの物流や消費行動にも変化
EUの対中貿易赤字が拡大する中、ドイツのクリングバイル財務相が中共の過剰生産や補助金を批判。ドイツとEUで対中貿易政策を見直す動きが強まっている
モロッコの国営メディアによると、モロッコ警察が最近、スペイン領セウタへの越境を試みた移民294人を拘束した。
ウクライナ軍ドローンは1300キロ先を急襲し、ロシア製油所を攻撃した
2026年8月12日、ヨーロッパ各地で歴史的な日食が観測された。アイスランドやスペインでの皆既日食をはじめ、英諸島や主要都市でも太陽の大半が隠れ、多くの人々が空を見上げて天体ショーを体験した