手書きの歓迎メッセージを壁に貼り、トランプ米大統領の訪中歓迎と中国人権への関心を訴える吉林省の人権活動家たち。2026年5月14日、中国・北京。(陳情者より提供)
当局「問題ない中国」演出へ神経尖らす

中国当局が反体制派に警告 「SNSも取材も禁止」「褒めるのも批判もダメ」

中国では、外国首脳の訪問や大型政治行事のたびに、陳情者や政府批判者への監視が強化される。今回も、トランプ大統領の北京訪問に合わせ、各地で厳戒態勢が敷かれた。

北京、上海、江蘇、湖北の人権活動家や陳情者らは本紙に対し、「海外メディアの取材を受けるな」「SNSで発言するな」「北京へ行くな。従わなければ拘束する」「中米関係や中国指導部に関する話題には触れるな。たとえ中国指導部を褒める内容でも駄目だ」などと公安から警告を受けたと語った。

その一方、トランプ氏の訪中にあわせ、北京市内では手書きの歓迎メッセージを掲げ、「中国の人権問題を見てほしい」と訴える陳情者も現れた。当局は抗議の拡大を警戒し、100人以上の陳情者を拘束。しかし、警察施設では「トランプ万歳」「中国の人権を見てほしい」と叫ぶ声が響いていた。

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