2009年6月23日、パリ。ある赤ちゃんが「キリンのソフィー」で遊んでいる。「キリンのソフィー」は天然ゴム製の小さな動物の玩具であり、50年以上にわたり、親たちから高く評価される乳児向けギフトとして支持されてきた。(Getty Images)

「フランス製」の代表的な玩具「キリンのソフィー」 実は中国製と判明 当局が調査へ

フランスで有名な子供向け玩具「キリンのソフィー」は、長年にわたり「フランス製」の代表例とされてきた。世界的に知られる定番商品であるだけでなく、フランス文化の一部とも見なしてきた。しかし近年、メディアの報道により、この「国内工芸」をうたう歯固め玩具の大部分が実際には中国で製造していたことが明らかになった。

同製品は65年前の発売以来、世界85か国で7千万個以上を販売してきた。製造元であるヴュリ社はこれまで一貫して、「典型的なフランスのライフスタイルとアートを体現する製品」であると説明。天然ゴムと顔料で作られたこの玩具は、「フランス製」というラベルによって安全性と洗練されたイメージを確立し、マドンナやキム・カーダシアンといったハリウッドセレブにも支持され、特に中国製玩具への懸念が強いアメリカ市場で人気を集めてきた。

フランスのニュースサイト「メディアパルト」は5月7日付の調査報告で、本来オート=サヴォワ県ルミイで製造するはずの「キリンのソフィー」が、実際には大量に中国で生産されていると報じた。

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