2026年5月3日、アジア開発銀行(ADB)が主催する重要鉱物に関するイベントに登壇した片山財務相(出典:財務省)

片山財務相が演説 アジア発展へ「5つの期待」と日本の貢献 =アジア開発銀行年次総会

2026年5月4日、ウズベキスタンのサマルカンドにて第59回アジア開発銀行(ADB:Asian Development Bank)年次総会が開催され、日本の片山財務大臣が総務演説を行った。

アジア・太平洋地域の開発途上加盟国(DMCs:Developing Member Countries)は、自然災害や地政学的な緊張など、多くの不確実性に直面している。片山大臣は演説の中で、地域の更なる発展に向けて「ADBへの期待と日本の貢献」を5つのポイントに整理して表明した。本稿ではその5項目と、日本ならではの知見を活かした貢献策について解説する。

インフレやエネルギー不足などの危機に対する経済・社会の耐性(強靱性)を高める取り組みである。日本は、ADBが景気循環対策支援ファシリティ(CSF)貿易・サプライチェーン金融プログラム(TSCFP)といった、緊急の金融支援パッケージを迅速にまとめたことを評価した。 さらに中長期的な取り組みとして、以下の専門的な枠組みを通じた支援を表明した。

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