汚染水で作物栽培 農民も食べない食料が市場へ 中国
中国の農村で、水の異常な汚染が広がっている。見た目は紅茶のように赤く濁り、飲むことはもちろん、触れるのもためらうような水が、いまも農業に使われているという。
問題が明るみに出たのは、環境問題を発信するブロガーが河北省保定市の農村を訪れ、現地の様子を撮影したことがきっかけだった。そこでは、赤く濁った地下水で小麦を育てながらも、「自分たちは食べない」と語る農民の姿が映っていた。
動画の拡散で世論の批判が一気に高まり、当局への圧力が強まる中、地元当局はようやく調査に乗り出し、複数の井戸で水質基準を超える汚染を確認したと発表。原因は近くの化学工場からの排水とされ、水に含まれる汚れの量や塩分が基準を大きく上回っていた。
関連記事
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
中国でまた「お化け」出没。お化けが現れると、街中の店が一斉に閉まる。黒竜江省では2か月で34地域に拡大した異例の集団休業。その「お化け」の正体とは
広西の洪水被災地で、毒ヘビに続き今度は養殖ワニの脱走騒動が発生。当局は「デマ」と否定するも翌日には公安がワニを射殺する映像や写真が拡散。ヘビ流出でも説明は二転三転しており、当局発表への不信感が広がっている
「出演したのにギャラゼロ」。中国で歌手10人以上が未払い報酬を一斉告発。泣き寝入りの実態が明らかになった
中国市場の低迷と地元EV勢の台頭により、VW・BMW・ベンツの販売が3割超減。内燃機関依存や若年層ニーズの変化が影響し、各社は戦略転換と製品削減を迫られている