イメージ画像。北京の天安門広場の一角に設置された監視カメラ(Greg Baker/AFP via Getty Images)
SNS拡散で不安と不信が拡大

中国でスパイ探し過熱 SNSが生んだ疑いの連鎖

中国でいま、「スパイを見つける」という動きが急速に広がっている。社会には互いを疑う空気が広がり、外国人や留学生、外資系企業の社員までを疑いの対象としている。

きっかけは当局による国家安全の強化だ。4月中旬以降、政府系メディアやSNSで「スパイ対策」を呼びかける情報が一気に増え、市民の間でも「怪しい人を通報する」という空気が広がり始めた。

実際、ネット上では奇妙な「スパイ事例」が次々と拡散している。

配車サービスの運転手が乗客を撮影して通報したり、農民が外国人らしき人物を「怪しい」として追い払ったりする動画などだ。しかし、場所や時期などの詳しい情報は示しておらず、真偽は不明なものが多い。

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