イメージ画像。(GREG BAKER/AFP via Getty Images)
当局の「陰謀論」にネット反発

中国当局 若者の無気力を「外国勢力のせい」に ネット失笑

無理に働かず、競争から降りる……いわゆる「躺平(たんぴん)」という生き方が、中国の若者の間で広がっている。恋愛や結婚、持ち家、子供といった人生の大きな選択をあきらめる動きも目立つ。こうした空気に当局は神経をとがらせ、関連する発言や動画に対してネット上で検閲を敷いている。

中国の国家安全部は4月28日、SNSでこの現象に言及し、「その背後には外国勢力が意図的に仕掛け、広めている動きがある」とする文章を発表した。

28日朝には、「外国組織がインフルエンサーに資金提供し、無気力をあおっている」とする話題がSNSの検索ランキングで1位となり、議論を呼んだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の子供が米国人観光客に「人を食べるの?」と質問。無邪気な一言だったが、その背景には長年積み重ねられてきた教育や情報環境が見え隠れする
中国の若者失業率「40%超」、投資・輸出・内需が同時崩壊している。元中共当局者が入手した習近平への極秘報告書が暴露する経済の末期症状
中国政府が失業率5.1%と発表。一方で国民の実感とは大きなズレも
中国の愛国教育イベントで、観客の男性が突然「日本兵」役の俳優を殴打する騒動が発生
専門家は、中共当局の各種の「隠れ債務」を加えれば実際の規模は300兆元に迫っている可能性があり、政府債務は中国経済の時限爆弾だと指摘