止まらない値下げ 共倒れの危機
中国EV値下げ止まらず 香港著名大学教授「集団自殺のようなもの」
電気自動車(EV)で、値下げ競争が止まらなくなっている。各社が価格を下げて販売を伸ばしているが、その結果、「売れても利益が出ない」という状態に陥っている。
この状況について、香港のトップクラス大学の一つである香港中文大学(深圳)公共政策学院の院長でもある鄭永年教授は、中国メディア「上観新聞」の取材に対し、「内輪で値下げし合う今の競争は、集団自殺のようなものだ。勝者はいない」と警鐘を鳴らした。
実際、多くのメーカーが赤字に苦しんでいる。中には、ここ数年で数千億円規模の損失を出した企業もある。売れているのにもうからない、という異常な状態だ。
関連記事
中国の子供が米国人観光客に「人を食べるの?」と質問。無邪気な一言だったが、その背景には長年積み重ねられてきた教育や情報環境が見え隠れする
中国の若者失業率「40%超」、投資・輸出・内需が同時崩壊している。元中共当局者が入手した習近平への極秘報告書が暴露する経済の末期症状
中国政府が失業率5.1%と発表。一方で国民の実感とは大きなズレも
中国の愛国教育イベントで、観客の男性が突然「日本兵」役の俳優を殴打する騒動が発生
専門家は、中共当局の各種の「隠れ債務」を加えれば実際の規模は300兆元に迫っている可能性があり、政府債務は中国経済の時限爆弾だと指摘