東芝 最適化計算を約100倍高速化 第3世代SBMアルゴリズムを発表
東芝は4月7日、独自の計算技術「シミュレーテッド分岐マシン(SBM)」の性能を大幅に向上させる第3世代アルゴリズムを開発したと発表した。これにより計算速度は従来の約100倍に高速化し、正解を導き出す確率も飛躍的に向上したという。物流や金融、創薬など幅広い分野での社会課題解決への貢献が期待される。
社会には、配送ルートの最適化や投資の組み合わせ、新薬の分子設計など、膨大な選択肢から最適解を導く「組合せ最適化問題」が数多く存在する。問題規模の拡大に伴い選択肢が爆発的に増えるため、従来の計算機では短時間で解くことが困難とされてきた。SBMはこうした複雑な問題の高速解決に特化した計算技術である。
従来の第2世代SBMでは、大規模かつ複雑な問題において「局所最適解」に陥りやすく、限られた計算回数で「大域最適解」に到達することが難しいという課題があった。これに対し東芝は、計算制御の仕組みを拡張し、より複雑な制御を導入した。
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