お金では買えない温かさ
「お金では買えない温かさ」 中国 老人ホームにボランティア入居 25歳の選択
中国の25歳の女性(江蘇省蘇州市)が老人ホームに住んでいることが注目を集めている。
女性は大学卒業後、国有企業に就職。月給は約5千元(約11万円)。しかし市内のワンルーム家賃は約2千元で、給料のほぼ半分が住居費に消えていた。食費や交通費を払うと、給料はほとんど手元に残らない生活だったという。
そんなとき、ネットで老人ホームの若者ボランティア募集を知った。35歳以下で市内に持ち家がないことなどが条件。選ばれた若者は、高齢者の話し相手や体操、イベントの手伝いなどを行う。3か月で45時間のボランティアをすれば、月200元(約4500円)で約20平方メートルの個室に住める。同じ広さの部屋を通常の賃貸で借りれば家賃は約2千元かかり、実に10倍の差があるという。
関連記事
中国で不自然な求人が相次ぐ。
警察補助職にバドミントン上位条件、事務職に特定年齢指定。
その現実(中国語で「蘿蔔招聘」現象)を風刺したテレビ番組が大きな共感を呼んだ
米国とイスラエルがイランに対し大規模な軍事攻撃を実施し、イラン中枢の少なくとも48人が殺害された。専門家からは、イラン情勢の急変により、中国共産党が最大の敗者となり、少なくとも三つの側面で危機に直面するとの見方が出ている
北京の病院前で、「補助はありますか」と小さく尋ねる失業者たち。違法と知りながら自分の血で生活をつなぐ現実、なぜここまで追い込まれるのか
どんな格好でも「素敵です」と言い切るAI。中国の若者が「豆包」をいじり倒す動画が拡散中
北京の「国家信訪局」に並ぶ人々。
最後の望みをかけて上京しても、途中で連れ戻される現実。
「見えない、聞こえない指導者が国を壊した」
寒空の下で上がった声が、いまの中国社会の重さを物語っている