IMFが指摘する中国経済の不均衡 日本企業に広がる「チャイナ依存低減」の動き
世界経済の牽引役として注目され続けてきた中国経済が、今、大きな転換点を迎えている。国際通貨基金(IMF)が発表した最新の対中4条協議報告書によると、2025年の中国の実質GDP成長率は当局の目標である5.0%を達成している。
しかし、その内実は輸出主導の回復であり、国内の不動産不況やデフレ圧力、そして悪化する対外関係といった複合的な課題が、今後の成長軌道に影を落としている。
IMFは中国経済が複数のショックに対して「強靭性」を維持していると評価しつつも、成長モデルが深刻な不均衡に直面していると警告した。民間消費や投資といった国内需要は力強さを欠いている。
関連記事
日本政府は、中国・台湾製のニッケル系ステンレスに不当廉売があったと暫定認定。最大45%の関税を検討し、国内産業保護へ。調査は11月まで続き、最終判断が下される
FRBの新議長によるインフレ抑制の決意と追加利上げの観測から、ドルが1年ぶりの高値を記録。日欧中銀も金利引き上げに動く中、今後の米国債への需要や為替介入の思惑を含め、2026年後半のドル相場の行方を分析する
日銀は16日の金融政策決定会合で、政策金利を現在の0.75%から1%に引き上げることを決めた。1%の金利水準は31年ぶりとなる
日本銀行は6月15日、2日間の日程で金融政策決定会合を開始した。翌16日には、現在0.75%程度としている政策金利を1.0%程度へ引き上げる方針だ。
6月15日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は大幅に3日続伸し、前営業日比3297円46銭高の6万9317円50銭で取引を終えた