表彰台に立つ(左から)銀メダルのジョージアのアナスタシア・メテルキナ選手とルカ・ベルラバ選手、金メダルの日本の三浦璃来選手と木原龍一選手、銅メダルのドイツのミネルバ・ファビエンネ・ハーゼ選手とニキータ・ヴォロディン選手(WANG Zhao / AFP via Getty Images)

諦めない力が生んだ金 三浦・木原の逆転劇

今年のイタリアの冬季オリンピックのフィギュアスケートで、「りくりゅう」三浦璃来、木原龍一組が大逆転を果たし、ショートプログラム(SP)で後位発進ながらも巻き返し、キャリア最高の演技で日本初となるペア金メダルに輝いた。

2月15日のSPでは、三浦、木原組はミスが響き、順位は5位だった。

木原選手は「正直、そのショートが終わった後っていうのは、もう絶望的な感じで、もうもう絶望しか残ってなかったので、僕自身の心ってのはすごく折れてしまっていたんですけれども」と振り返った。

一方、9歳年下の三浦選手は木原選手を励まし続けた。

三浦選手は「ショートで本当に大きなミスをしてしまって、それでも諦めずに前を向いたことで金メダルにつながったと思っている。どんなことがあっても絶対諦めない気持ちを持つことは、本当に大切だというふうに思う」と語った。

フリーの演技を終えた直後、2人は抱き合い、喜びの涙を流した。完璧な演技で叩き出した合計スコアは231.24点を記録し、逆転優勝を果たした。この快挙はネット上で大きな反響を呼んだ。

木原選手は「コーチの方から野球は9回裏スリーアウト取られるまで試合が終わらない。だから今この試合はまだ終わってない。絶対諦めるなっていうふうに」と明かした。

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