日本衆議院選挙前、中国共産党はネガティブな世論を利用して高市早苗首相を退陣に追い込もうと試みた。だが、中共の圧力はかえって高市氏に歴史的勝利をもたらした。写真は2026年2月8日、衆議院総選挙の投票日に東京・自民党本部で、当選候補者の名前札に赤い紙のバラを貼る日本の首相で自民党(LDP)総裁の高市早苗氏(Kim Kyung-Hoon/Pool/Getty Images)

中共はなぜ「日本の首締め」に急ブレーキをかけたのか

日本の高市政権が進める台湾海峡政策に報復するため、中国共産党(中共)は1月6日、「日本への両用物項(軍民両用製品)の輸出管理を強化する」と高らかに発表した。その範囲はレアアース(希土類)やレアメタル、電子機器など数百種に及んでいた。

中共の発表は強硬な口調で、「即日発効」と強調したうえ、「日本の軍事用途にかかわるものはすべて禁止」と明言していた。

中国国内ではこの方針が「日本の首を締める」という刺激的なスローガンとして喧伝された。強硬姿勢を見せ始めたかに見えたが、その直後に方針を撤回する形となった。

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