米高官「第一列島線への侵略を阻止」
アメリカ高官はロイター通信に対し、トランプ政権が「第一列島線のいかなる地域に対する侵略も抑止できる軍の構築」に取り組んでいると明らかにした。
政策を担当するエルブリッジ・コルビー戦争次官は1月27日のスピーチで、「我々は、中国共産党(中共)が進める軍事近代化と軍備増強、そして地域内外で拡大する軍事活動に対し、冷静かつ明確な認識を持たねばならない。現在、我々が注力しているのは、西太平洋において、第一列島線に沿った侵略を『実行不可能』にし、事態のエスカレーションを『無意味』なものとし、そして戦争という選択が『明らかに非合理的である』と相手に悟らせる態勢を構築することだ。これは、日本、フィリピン、朝鮮半島、そして同地域の他の場所に、強靭で分散型かつ近代化された軍事態勢を展開することを含む」と述べた。
米戦争省のコルビー次官は就任後初めてアジアを訪問した。韓国で行った公開演説では、国務長官とともに中共側の対応する当局者と接触してきたことを明らかにした上で、対話によって得られる成果を決して楽観的に見ることはないと強調した。
その後、コルビー氏は日本を訪問し、Xで「国家安全保障戦略」および「国防戦略」に基づき、第一列島線に沿った抑止力を迅速かつ効果的に強化する方法について、日本側と協議したことを明らかにした。
関連記事
小泉防衛相は普天間飛行場の返還条件を巡る一部報道を否定。「長い滑走路の確保」は2013年からの既定合意であり、日米間に認識の齟齬はないと強調。辺野古移設への揺るがぬ方針を語った
2月に米国務省で「日米拡大抑止協議(EDD)」が開催。日米同盟の抑止力強化や米国の核を含む防衛コミットメントの再確認、中露・北朝鮮に対する両国の連携について議論と机上演習を行った
住友商事社員が偽造証を用い、米軍横須賀基地や厚木基地へ不法侵入したとして逮捕。男はイラク駐在員で「米軍への憧れ」を供述しているが、警察は偽造ルートや侵入を繰り返した真の意図を詳しく調べている
米イラン関係が急速に悪化する中、トランプ大統領はイランへの限定的な軍事攻撃を示唆。米国は最新鋭輸送機を配備するなど軍事的圧力を強める一方、イラン側は交渉継続の姿勢を見せており、緊張は最高潮に
2月16日と18日、日米共同訓練が日本海および東シナ海で実施された。空自のF-2・F-15と米軍B-52戦略爆撃機が参加し、強固な同盟関係を誇示した