広州の街頭で、公安に取り押さえられた男性が中国共産党への怒りを叫ぶ様子。2026年1月、中国広州市。(ネット動画よりスクリーンショット)
街頭で噴き出した怒りと不満

「貧乏人の命は命じゃないというのか!」 広州で怒号=中国

中国・広州の繁華街で、若い男性が公安に取り押さえられながら、街頭で共産党への強い怒りをあらわにする様子を捉えた動画が、ネット上で拡散した。

1月31日に出回った映像は、広州市中心部で撮影されたとみられる。上半身裸の若い男性は、両手を縛られた状態で街頭を歩かされながら、「貧乏人の命は命じゃないというのか!」と叫び、共産党を激しく罵倒していた。現場には複数の公安関係者のほか、多くの市民が集まり、騒がしい通りの空気が、一瞬張りつめた。

動画は中国語が分からない外国人観光客が撮影した可能性が高く、画面にはロシア語で「彼は何と言っているのか」といった字幕が付いている。中国のネット上では、「中国人が撮っていたら、動画も本人も消されていたはずだ」との声が相次いだ。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のアルミ各社が国内の生産能力規制を背景に海外進出を加速。公表済みの海外製錬事業は計画を含め年産能力1500万トン以上に上る。世界の需給は2027年に供給過剰へ転じる可能性があるが、投資規制や電力供給などが計画実現を左右する
中国の公式GDP成長率は1〜9月で4.6%となったが、欧米の調査機関は実態との食い違いを指摘。ロジウム・グループは2026年通年の成長率をほぼ0%と予測した。不動産不況や消費低迷が続く中国経済の実態と、公式統計への疑問を探る
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘
米国防情報局が中国の秘密の再使用型宇宙機を捉えた鮮明な衛星写真を初公開。機体は米軍の無人宇宙往還機「X-37B」に酷似し、「神龍」の可能性が指摘されている