2022年11月13日、ロシア・ウクライナ戦争中、ウクライナ・ヘルソン市でスターリンク衛星ブロードバンド基地局の近くで携帯電話を使用するウクライナ人(AFP/Getty Images経由)

スターリンクがイラン弾圧下で抗議者支援 無償提供で政府妨害に挑む  SpaceXの機会と課題

イラン当局の弾圧下で数千人の抗議者が殺害される中、スターリンクが無償サービスを提供し、政府のインターネット遮断に抗う命綱に。SpaceXの衛星網はジャマー(通信抑止装置)や偽装信号の妨害に耐え、現地動画を世界へ伝える鍵。米中注視の地政学ドラマと投資機会を探る。

イランで続く反体制派への弾圧は、イーロン・マスク氏が率いる「スターリンク(Starlink)」にとって、かつてない安全上の試練となっている。「スターリンク」は、イラン国民が政府によるインターネット遮断に抗うための命綱である一方、同社にとってはブレークスルーの機会にもなっている。

「スターリンク」を運営するSpaceX社は今週初め、イランの利用者に衛星通信サービスを無償で提供した。この動きにより、マスク氏の宇宙企業は再び地政学的議論の焦点に立っている。アメリカの技術者チームが、衛星通信妨害装置や信号偽装技術を保有する独裁国家と向き合う構図が浮かび上がる。

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