2025年12月11日、ベッセント財務長官がホワイトハウスで発言(Photo by Alex Wong/Getty Images)

米 重要鉱物で同盟国会合 中共の供給網支配に焦点

ベッセント米財務長官は1月12日、ワシントンで多国の財務相会合を主宰し、重要鉱物のサプライチェーンを安全かつ多様化する方策について協議した。会合は、中国共産党(中共)がレアアース供給網で主導的地位を占めている現状への対抗を目的としている。

会合には、オーストラリア、カナダ、欧州連合(EU)、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、韓国、イギリスなど主要同盟国が参加し、これらの国々の重要鉱物需要は世界全体の約60%を占める。

ベッセント長官は、現在のサプライチェーンは特定地域への集中度が高く、市場操作や供給途絶の影響を受けやすいと指摘した。そのうえで、「デリスキング(リスク低減)をデカップリングに優先させる」各国の姿勢に期待を示し、サプライチェーンの弱点を補う必要性について各国が十分に理解しているとの認識を示した。さらに、同盟国に対し強靱化を呼びかけ、長期的な解決策に向けた協力に謝意を表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党(中共)党首習近平が来週、北朝鮮を訪問する。専門家は訪朝の意図を分析し、米朝間の有効な仲介は困難であり、むしろロシアと北朝鮮への影響力をめぐる争いが主眼だと指摘している。ただ中朝両国はもともと同床異夢の関係にある
なぜ海軍ではなく海警なのか。台湾東方海域での巡航には、低コストで圧力をかける中共の新たな対台戦略が透けて見える
フィリピンのテオドロ国防省は中共の制裁に対し、「中国に資産はなく、行く予定もない」と述べた。さらに、中国の人々は友好的だとしながらも、そうした良さは「威圧的な政府体制」によって損なわれていると批判した
台湾は中共の軍事的脅威に対応するため、反艦ミサイルの配備を急ぐ。2029年初めには保有数は1800発超となる見通しだ
トランプ米大統領は今月4日、共産主義を強く批判する投稿を行った。記者団に応じた際、陶明記者にその場で投稿を読み上げるよう求め、自らも投稿の意図について説明した