大阪の街並み(Shutterstock)

中国人トラブルの背後にあるもの 「党文化」という視点から見る中国人の在留資格問題

日本国内では近年、中国人をめぐる各種のトラブルが散発的に報じられている。一部のSNSやメディアでは、こうした問題を「中国人だから」「中華民族の特性」と一般化する言説も見られる。しかし、この見方は事実を正確に捉えていない。同じ漢民族である台湾人の社会において、同様のトラブルが体系的に問題化していない事実が示す通り、問題の本質は民族ではなく、中国共産党が長年にわたり形成してきた統治文化、すなわち「党文化」にある。

本稿では、中国人がなぜこうしたトラブルを引き起こすのか、この「党文化」を詳細に解明している大紀元の社説「共産党についての九つの論評」の内容に従って明らかにしたい。「共産党についての九つの論評(以後:九評)」は中国共産党の実質を全面的に論じており、この社説が2004年に発表されてから、知らないうちに中国共産党の党文化に洗脳されていた事に気づいた中国人が九評を読んで中国共産党やその下部組織から脱退し、その人数は現在4億5千万人にも及んでいる。

産経新聞によると、全国で令和7年11月までの2年間に設立された資本金500万円の法人約4万4千社のうち、約7千社で代表者の住所が中国国内にあったことが、民間調査会社への取材で判明したという。

▶ 続きを読む
関連記事
かつて世界が推進した「ネットゼロ」政策は、欧州の電力不足やエネルギー危機を機に見直しを迫られている。本記事では専門家の指摘やテック企業の方針転換を交え、極端な気候変動対策と現実の乖離を浮き彫りにする
世界の注目を集める米国の債務問題。しかし真の火種は、隠れた巨額債務と成長力欠如を抱える「ユーロ圏」にあるかもしれない。中央銀行の買い支えも限界を迎えるなか、次の国家信用危機の震源地となるリスクに迫る
原爆投下から81年。米国の決断は「悪魔の所業」だったのか、本土決戦を回避し無数の命を救う苦渋の選択だったのか。当時の軍事的・地政学的背景を再検証し、現代の独裁政権による核の脅威と兵器の本質に迫る
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
中国国営メディアが生誕100年で称賛する江沢民元党首。しかしその裏には、天安門事件での台頭、法輪功迫害や「厳打」運動、形骸化したWTO公約など、隠蔽された弾圧と強権統治の冷酷な歴史的事実が存在する