(大紀元)

年収の壁 自民と国民民主が178万円まで引き上げで合意

自民党と国民民主党は12月18日、所得税の課税が始まる「年収の壁」を、現在の制度から178万円まで引き上げることで正式に合意した。 低所得世帯の就労意欲を高め、深刻な人手不足の解消と、賃上げ効果を実感できる環境を整える狙いがある。

合意の柱は、基礎控除などの非課税枠を拡大し、年収178万円まで所得税を非課税とする点にある。 これにより、パートタイム労働者らの手取り額が大幅に増え、労働供給の拡大が見込まれる。

今回の引き上げは、国民民主党の玉木雄一郎代表が掲げた案をベースに、自民党が衆院選での公約達成に向けて歩み寄る形で決着した。財務省が懸念する数兆円規模の税収減に対しては、2026年度税制改正の中で、高所得者向けの控除見直しや資産課税の検討などにより財源を確保する方向だ。

▶ 続きを読む
関連記事
政府・自民党が進めてきた再生可能エネルギー政策をめぐり、野党から制度の抜本的な見直しを求める声が相次いでいる。国民民主党の上田議員は27日の参院予算委員会で再エネ賦課金について、負担が大きく膨らんでいると指摘した
政府は入国前の事前審査を行う「電子渡航認証制度(JESTA)」の導入に向けた法案を提出。また「不法滞在者ゼロプラン」を強力に推進した結果、不法残留者数は前年比で6375人減少した。
人口減少とAIの急速な普及に直面する日本。迫り来る地域インフラの危機やAI時代の教育システムをどう変革すべきか? 第5回経済財政諮問会議で示された「日本列島を強く豊かに」するための抜本的改革とは?
かつてなく悪化する安全保障環境や未知の脅威に対し、日本はどう生き残るのか。高市総理主導の「総合的な国力から安全保障を考える有識者会議」の内容を紐解き、国力を結集した新たな防衛戦略と解決策に迫る
外国為替市場で円安が進行する中、片山財務大臣は「投機的な動きには断固として強い措置をとれる」との姿勢を示し、為替の過度な変動に対して警戒感を強めている。連休中も米国当局と緊密に連絡を取り続ける考え