中国芸能界の締め付けが限界点に 「台本から一歩も外れるな」
中国の芸能界に対する検閲が一段と強化されている。各地の公演業界の関係者によると、中国共産党(中共)の文化観光部が最近、あらゆる芸能関連の公演を「制度化」するよう求める通知を発表した。すべての公演は脚本通りに実施し、即興での演出は一切認めないとしている。アナリストによれば、中共は芸能作品で敏感な話題が扱われることを恐れ、統制を強化し続けており、そのことが政権が抱える恐怖という深層心理を反映しているとみられる。
北京の複数の演出・芸能プロダクションによると、当局からの通知では、相声(漫才にあたる)や劇場コメディなど、本来は即興性を伴う演目についても、すべて台本どおりに上演するよう求められており、いかなる現場でのアドリブや調整も許可されないという。
北京のある芸能事務所の代表である許さんは、交通事故や重大事件など、公共的な出来事に関わる内容は、いずれも公演で扱ってはならないとされている。また、否定的な感情を帯びたネットの流行語も削除するよう求められているという。
関連記事
第2回世界人型ロボット競技大会に出場を予定している中国の人型ロボット1台が短距離走テスト中、カーブで進行方向を適時に修正できず、コース脇の配電盤に正面から衝突。腰部の関節を損傷し、火花が飛び散ったことがSNSで話題になっている
中国各地で、80代の高齢法輪功学習者が相次いで拘束・収監されている。脳血栓や重度の高血圧を抱える人も例外ではない。
高齢者にまで及ぶ弾圧の実態を追う
中国で出国者への審査が強まっている。上海浦東国際空港では個人情報の記入やスマホ検査を求められたとの報告があり、米国では一部の中国人がパスポート更新を拒否されるケースも出ている
中国共産党(中共)財政部のデータによると、2026年上半期の国有土地使用権譲渡収入は9778億元にとどまり、前年同期比31.5%減少した。2021年上半期に記録した最高水準と比べると、すでに7割以上縮小している
ティム・ホートンズ中国事業は、2019年の進出以降黒字化できず、累積損失は約33億元(約700億円)に達した。第2四半期の売上高は前年同期比21.7%減、既存店売上高も17.8%減となった