利益優先の医療が生んだ不信 中国で相次ぐ医師襲撃の背景
中国の病院でまた医師刺傷事件…なぜ患者が医者を襲うのか?
かつて中国では、医の道は「徳」を根本とするものであった。明代の詩人・楊慎が詠んだとされる詩の一節が伝わっている。
「但願世上人無病、寧可架上藥生塵(世の人が病にかからないことを願う。棚の薬にはほこりが積もってもかまわない)」
医とは本来、人の命を救い、苦しみを抑えるための営みである。しかし、共産党統制下の中国では、個人の生命や尊厳よりも党や体制の利益を最上位に置く価値観に基づいているため、医療体制そのものが「命より利益」へと傾き、多くの病院が本来の使命であるはずの人命救助より収益を優先するようになってしまった。
関連記事
米軍の対イラン軍事行動「エピック・フューリー」が中東を激震させている。圧倒的な火力と斬首作戦による「戦略的麻痺」の衝撃は、台湾侵攻を伺う中共への強力な警告となった。変貌する台湾海峡シナリオの最前線を追う
中国深圳で電動バイク大量押収。通勤手段が消え、配達も止まりかけている。APEC前の規制強化の現場
中国で家畜感染病が拡大。豚肉急落し原価割れ。飼料高も重なり「売っても損、抱えても損」の状態に
中国でファーウェイ系の高級EVに不具合。手の動きで閉まるはずのドアが反応せず、動画は750万回再生後に削除。逆に不信感が広がっている
中国でスマートカーが無断で走り出す。所有者は追いかけるもドアは開かず。事故寸前の異常事態に不安の声が広がっている