2025年3月11日、オマーン湾で実施されたイラン・ロシア・中国の合同軍事演習に参加する、中共軍海軍の誘導ミサイル駆逐艦「包頭」(133)(Iranian Army office/AFP via Getty Images)

中共の対日攻撃的な発言は虚勢 現実の軍事力とはかけ離れている

このシリーズ「中国の対日攻撃的レトリックは、実際の軍事力と一致しない」では、中国と日本の軍事力を比較し、実際の衝突が起きた場合、中国人民解放軍(中共軍)の深刻な弱点が露呈し得ることを示している。第1部はこちら。

中国共産党(中共)の対日姿勢はより攻撃的になっているが、軍事バランスを踏まえると、現実の衝突に発展する可能性は低い。中共軍の能力と内部問題がその理由である。

もし東シナ海で紛争が始まれば、初期段階は空中戦になる。中共のJ-20と日本のF-35が向かい合い、双方が早期探知と長距離での交戦を重視する展開となる。

▶ 続きを読む
関連記事
気候訴訟を起こす牧場主らに対し、現代文明と農業を支える石油の恩恵を自覚すべきだと説く論考。人間を地球の害悪とみなす風潮や過度な脱炭素論に異を唱え、環境再生の主体としての農と人の役割を問い直す
「社会主義は再びアメリカを幸福にできるのか?」何億人もの死者、悲惨な生活環境、個人の自由の剝奪をもたらしてきた、最も抑圧的な統治形態が、いったい誰を「より幸福」にできると、まともな判断力を持つ人間が信じるというのだろうか。
ダーウィンの進化論がいかにして生命の神聖さを否定し、現代における人工妊娠中絶の容認や優生思想へとつながっていったのかを論考。唯物論的価値観が生命の尊厳を破壊してきた歴史的・倫理的背景に鋭く切り込む
組織文化の崩壊を招く真因は制度の不備ではなく指導者の行動にある。形骸化した理念や表面的な対話を排し、自らの姿勢を正す勇気を持てるか。30年の経営実績を持つ著者が問うリーダーシップの本質
政治的分断が食の世界にまで及ぶ現代アメリカ。投票先ではなく農法や土壌の再生で生産者を評価すべきだと訴え、健全な土壌のように多様性を認め合い「隣人」として手を取り合う重要性を説くオピニオン記事