内閣府「消費者物価の動向と経済対策の効果」分析資料公表
2025年12月5日、内閣府は「消費者物価の動向と経済対策の効果」と題した分析資料を公表した。この分析は、依然として続く物価高騰に対し、政府が実施する経済対策が家計や経済全体、そして物価に与える影響を検証したものだ。本資料は、個別物価の抑制と中期的な成長投資の両立を目指す政府の狙いを明確に示している。
今回の経済対策が策定・分析された背景には、いくつかの重要な経済状況がある。まず、最近の消費者物価の上昇要因を見ると、特に食料の寄与が大きいことが指摘されている。他方で、食料とエネルギーを除いた物価の伸び率は2%を下回る水準で推移している状況にある。
また、政府は物価高への対応に加え、潜在成長率の伸び悩みや世界経済の不透明感等に対応する必要があるため、前年度の対策から実質GDP比で0.5%pt程度規模を拡大させた。これは、2025年7-9月期においてGDPギャップがゼロ近傍にある中で、経済の需給両面を中期的に伸長させることを目的としている。
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