欧州議会の議員たちが、2025年11月12日、ブリュッセルの半円形議場で行われた本会議に出席している。(写真:ニコラス・トゥカ/AFP)

IPACで欧臓器収奪防止のための声明発表 各国議員が中共非難

「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は11月8日、ベルギーのブリュッセルで年次サミットを開催し、「ブリュッセル声明」を発表した。サミットでは複数の重要な決議が採択され、その中には臓器収奪を防止するための国際基準を定めた立法意思に関する声明も含まれている。この声明には、中共による臓器収奪の犯罪を強く非難し、被害者として法輪功学習者やウイグル人などが挙げられた。さらに声明は、各国政府に対し、関連機関との協力を禁止する法整備を求め、加担者を制裁対象リストに加えるよう呼びかけている。

IPACの年次サミットは8日、ブリュッセルで開催され、「ブリュッセル声明」が正式に発表された。声明では、一連の重要な決議と立法意思に関する声明が示され、その中の一つに新たな国際基準と明確な政策提言が盛り込まれている。目的は、医療倫理の維持と人権の擁護、そして各国が臓器収奪という犯罪の共犯とならないようにすることにある。

声明によると、複数の信頼できる証拠により、中国国内では国家主導または黙認のもとで臓器の収奪が行われていることが明らかになっている。法輪功学習者やウイグル人、その他の少数民族や良心の囚人が主な標的となっていると指摘されている。出席した議員らは、この行為を一斉に非難した。立法意思に関する声明はまた、各国が責任を持って自国の国民や医療システム、機関がこの重大な人権侵害に直接的・間接的に関与しないよう防止するよう求めている。

▶ 続きを読む
関連記事
トランプ氏が年内のトルコ・中国訪問を電撃表明。カタールから贈られた新大統領専用機を背に、世界の勢力図を揺るがす「大国外交」への野心を語った。9月の習近平氏訪米を控え、次なる一手は何か
トランプ大統領は6月19日、米国によるキューバでの作戦の可能性について、今年初めにカラカスでベネズエラの指導者 […]
イスラエルは6月19日、テロ組織ヒズボラとの停戦に合意した。これはレバノンで一夜にして戦闘が激化したことを受けたものである。
ホワイトハウスは、実務調整の遅れからヴァンス副大統領のスイス訪問を延期すると発表した。トランプ大統領らが署名した暫定合意(MOU)に基づき、海上封鎖は解除されたものの、今後の核交渉の先行きは不透明だ
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている