9月以降、米軍はカリブ海および太平洋上で麻薬密輸船とみられる標的に対し、少なくとも21回の軍事攻撃を実施した(Alyssa Joy/U.S. Navy via Getty Images)

米国 麻薬対策で圧力強化 ベネズエラ情勢が再び緊迫

トランプ政権は、麻薬密輸撲滅に向けてアメリカが全力を挙げて取り組んできた。11月24日、4人の米政府高官によると、アメリカは今後数日以内にベネズエラを対象とする新たな軍事行動を開始する可能性があるということだ。カリブ海地域での米軍部隊の展開はさらに強化しており、マドゥロ政権は統治の危機を迎えている。

一方、米連邦航空局(FAA)は航空各社に対し、ベネズエラ領空の飛行に危険が生じるおそれがあると警告した。これを受けて、複数の航空会社が自社便をキャンセルしている。

ロイター通信によると、22日に米政府高官の1人が「トランプ大統領は国内への麻薬流入を阻止し、その責任者を法の裁きにかけるため、アメリカのあらゆる手段を講じる用意がある」と述べた。さらに、この高官は「ベネズエラのマドゥロ政権に対しては、あらゆる選択肢が検討の対象となっている」と強調した。別の関係者も、米政府がマドゥロ政権の打倒を視野に入れている可能性があると補足した。

▶ 続きを読む
関連記事
ガラパゴスからガーナ、西フィリピン海に至るまで、中国の漁船団が権力行使の手段として用いられていることは明らかだ
豪州に影響が及んだ世界的な乳児用粉ミルクの回収について、発生源が中国・武漢のバイオテクノロジー企業に特定された。
ヨハン・ヴァーデフル独外相は2日、シンガポールで、ドイツは米国と中国の間で「等距離を保っているわけではない」と表明し、米独関係が依然として重要との認識を示した
台湾・衛生福利部食品薬物管理署は3日、最新の水際検査違反リストを公表した。知名度の高い飲食チェーン2社が、それぞれ委託業者を通じて中国から輸入した食品用容器包装に不備が見つかり、蛍光増白剤の検出や溶出試験不合格などが確認された。
トランプ米大統領は、メキシコがキューバへの石油供給を停止する可能性があると述べた。供給が止まれば、エネルギー不足が続くキューバで全面的な停電に陥る恐れがある