イメージ画像、2020年6月、中国。(ASAAD NIAZI/AFP via Getty Images)
子どもの採血に不信高まる

「何を目的に子どもの血を集めるのか」 上海の小学校で採血同意書が波紋

上海市内の小学校で、児童に「生物サンプル採取の同意書」が配られ、保護者の間に不安が広がっている。文書は上海市疾病予防管理センター名義で、血液や組織サンプルを採取する「調査」への参加を求める内容だった。

11月1日、ある母親がSNSに動画を投稿し、この問題を告発した。動画には「赤血球採取」「生物サンプル識別」などの項目が記された同意書が映っており、同意した子どもには毎年50元(約1100円)のギフトが渡されると説明されていた。

母親は「夫は先生の機嫌を損ねたくないから署名したほうがいいと言っていたが、血液型や組織サンプルは個人情報の中でも特に重要。子どもの安全が心配で、最終的に『不同意(同意しない)』にチェックした」と語った。

▶ 続きを読む
関連記事
「行政はみんな知っていた」。中国でまた「現代の奴隷」のような実態が発覚。身元不明の障害者は、廃品回収場で長年働き、トラックの荷台で暮らしていた
中国で「バス離れ」が加速。利用者は激減で、各地で運休が相次ぐ。今では人も荷物も運ぶ
中共の官製メディアが毛沢東時代の「三大改造」を相次いで称賛。専門家は、経済低迷に直面する中共が新たな「公私合営」を画策し、民営企業への強権的な締め付けや資産収奪、さらには台湾有事を見据えた戦争準備のシグナルを発していると警告
17年間教壇に立つ中国の高校教師が「子供たちの目から光が消えた」と涙で訴えた
中国で6歳で視力を失った少年が障害者向け大学入試で全国1位に。13年後に実らせた努力が、多くの人に希望を届けている