米陸軍 複数基地に小型原子炉配備 中共との衝突・対立に備え
アメリカ陸軍は、全米各地の複数の基地に小型原子炉を配備する計画を明らかにした。既存の電力網が増大するエネルギー需要に十分対応できない状況を踏まえたものであり、将来的に想定される中国共産党(中共)との太平洋での衝突や、北極圏での対立に備える狙いもあるとみられる。この取り組みは、現代の原子力分野で最も重要な計画の一つとして位置付けられている。
陸軍は10月14日、「ヤヌス計画」と名付けられた新プロジェクトを正式に発表した。2028年までに各基地への小型原子炉導入を目指しており、1基あたりの発電量は20メガワット未満で、中規模な町一つ分の電力需要を賄える規模だとしている。小型設計により、コンテナ船や航空機による輸送も可能だ。
陸軍によると、これらの原子炉は悪天候やサイバー攻撃などで電力網が停止した場合でも、基地の武器システムや主要インフラの稼働を維持する役割を担う予定だ。運営は民間企業が担当し、陸軍とエネルギー省が技術支援およびウラン燃料の供給面で協力するとしている。
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