「一匹=金1グラム」の時代は遠く
上海ガニも凍える中国経済 消費の低迷と景気冷え込みで贈答需要が激減
中国の秋の味覚の代表といえば「上海ガニ(中国では大閘蟹と呼ばれている)」。
そのなかでも最高級品とされる「陽澄湖産(ようちょうこ・蘇州市内)」の上海ガニが、今年は例年の半値以下に暴落している。
かつては「一匹=金1グラム」と並ぶ高級品だったが、今年のギフト券は、8匹700元(約1万4千円)と、昨年から53%も値下がりした。
関連記事
中国経済は消費の低迷や不動産危機、投資減少により厳しい現状に直面しています。唯一の支えである輸出も世界的な反発に晒されており、今後の成長持続には不透明感が漂う背景と現状を解説します
中国の7月若年失業率は17.9%と過去3年の7月で最高水準に上昇した。1270万人の卒業生が就職市場に流入する一方、低賃金・不安定雇用が広がり、保護者からは「大学まで出した意味がない」との嘆きが出ている
数時間待ちだった「ケーキ界のエルメス」が、1年で約180店閉鎖。中国で「ご褒美消費」が冷え込んでいる
夏休みなのに、中国の習い事教室に生徒が来ない?
中国河北省で白菜へのホルムアルデヒド使用が問題となるなか、2012年の官製メディア報道では、同様の鮮度保持が中国各地で行われ、業界の慣行になっていた実態を伝えていた