デリバリー値引き合戦の裏
飲食店が次々「戦死」 中国デリバリー戦争の現状
この夏、中国ではアリババ、京東、美団といった大手デリバリープラットフォームが大規模な値引き合戦を展開した。表面上は利用者が安く食事を楽しめるように見えるが、その代償を払ったのは飲食店である。
北京の商業施設で豚足料理の専門店を開いた若い経営者は、約1600万円を投じたにもかかわらず、わずか1年で店を畳んだ。看板料理は当初33元(約680円)であったが、キャンペーンが進むにつれて12元(約250円)にまで値下げせざるを得ず、家賃すら払えなくなったという。
コーヒー店の経営者も「1杯2元(約40円)のコーヒーは原価の方が高い。損失はすべて店の負担である」と嘆いている。
関連記事
寝そべり、ネズミ人間、今度は「壁掛け」? 自ら競争を降りた若者から、働きたくても働けない若者へ。中国の奇妙な流行語に映る厳しい現実
「三年二組の李先生、聞こえていますか!」中国で、いじめ対応に怒った親が配達員に抗議を依頼。教師の自宅前で拡声器を使い、怒りをぶちまけた
「健康調査には重い病気と書け」「採血が始まったら隠れろ」「通行人のスマホを奪え」「店の商品を壊せ」そこまで教えるの? 中国のネットで語られる、耳を疑うような子供の護身術
習近平を「亡国の君主」と批判し、6年間服役したと訴える中国の元メディア幹部、程万軍氏が11月3日、台湾で人道的保護を求めた
灰皿、鍵、巨大タグ、今度は2メートルのリボン! 中国通販で悪質な返品客との知恵比べが続いている