イメージ画像。街を清掃する作業員、上海。 (JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images)
中国で広がる狂気の就職競争

「掃除なら誰でもできる」は昔の話?  清掃員にまで筆記試験と身辺調査=中国

「自分には能がないが、体力だけはあるから、掃除ぐらいしかできない」そう思っても、今の中国ではもう通用しないようだ。いまや清掃員の採用にすら「筆記試験」「面接」「体力検査」「身辺調査」が課される時代となった。

7月18日に公表された上海での清掃作業員募集では、まず筆記試験と面接が行われ、合格しても体力検査や身辺調査が待ち受ける。募集は44人にすぎないのに応募は198人、倍率は5倍近くに達した。応募条件も中卒以上に加え、男性は50歳以下、女性は45歳以下と、細かな制限が並んでいる。

 

▶ 続きを読む
関連記事
中国の農村で高齢者の自殺が増え続けている。理由は貧困でも病気でもない。「子どもに迷惑をかけたくない」という思いだった。制度が支えない社会で、老人たちは声を上げることもなく静かに消えていく
中国共産党国防部発表で、中央軍事委副主席・張又俠と参謀長・劉振立が「重大な規律・法律違反疑い」で調査中。1月の高官研修欠席で憶測広がり、独立評論家は軍高官17名拘束を指摘。法学者は習近平政権の軍粛清が党衛軍を脆弱化させると分析
中共国家統計局が12月青年失業率16.5%(4か月連続低下)と発表も、専門家は「農民工除外で実態反映せず」「隠れ失業過多」と指摘。大学卒1222万人超の就職難が深刻化、中国経済悪化の警鐘
中共第20期四中全会向け特別研修班開講式で、中央軍事委副主席張又侠ら高官が欠席。北京市軍関係者の招集、張又侠親族連行の情報も。習近平と張の対立か、軍権再編の兆しと評論家分析
中国で旧正月を前に農民工の賃金未払いが深刻化。天津、貴州、重慶などで抗議相次ぎ、飛び降り事件も。経済低迷と財政逼迫が社会不安を煽る