すき家の牛丼が値下げになる。すき家の店舗(shutterstock)

物価高の中 すき家が牛丼を値下げ  並盛を450円に改定

牛丼チェーン大手「すき家」を展開する株式会社すき家(本社・東京都港区、代表取締役社長・笹川直樹)は、2025年9月4日午前9時から牛丼の価格を改定すると発表した。

今回の値下げは、原材料費やエネルギーコストの上昇により物価高が続く中、より多くの利用者に手頃な価格で商品を提供することを目的とするものだという。すき家の牛丼には、国産のコシヒカリやひとめぼれといったブランド米を100%使用しており、味や品質は維持したまま価格を引き下げる方針である。

価格改定の内容は以下の通り。ミニは430円から390円、並盛は480円から450円、中盛は650円で据え置き、大盛は680円から650円、特盛は880円から850円へとそれぞれ値下げされる。一方でメガ盛は1030円で据え置かれる。

▶ 続きを読む
関連記事
留学生の学費は見直しが進む。早稲田大が引き上げを検討し、東北大は2027年度から1.7倍の90万円へ。支援体制の負担増が背景にある。
国内線の路線維持に向け、国土交通省が航空会社どうしのダイヤ調整を、減便せず便数を保つことを条件に認める方針を示すことになった。便が同じ時間帯に集中する課題を改善し、搭乗率の向上につなげたい考えだ。
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
古代から続く中国伝統文化の精神を現代に甦らせる神韻芸術団。その豊かな芸術世界を紹介する「神韻作品」ポスター展が、12月と1月に東京都内で開催される
三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている